2020/5/28 – 第1062回例会
♪ 我らの生業
一、我等の生業さまざまなれど 集いて図る心は一つ 求むるところは平和親睦 力むるところは向上奉仕 おゝロータリアン 我等の集い
二、奉仕に集える我等は望む 正しき道に果をとるを 人の世挙りて光を浴みつ 力を協せて争忌むを おゝロータリアン 我等の集い
先週は、押井さんの卓話で税理士さんの仕事についてお話しいただきました。とても奥深い仕事であることがわかります。税金についてよく理解できていない自分が情けなく思えたりしていましたが、税理士さんも日々勉強しないとならないほどと聞いて少し安心しました。
本日は、世間で大変不評なアベノマスクの話しからです。
今時あんなマスクを配布とは、正直なところ驚きでした、落胆しました。しかも400億円以上かかったとかいうではないですか、意味もなく思い付きの無駄遣いだと思っていました。
先週でした、娘がアベノマスクについて語りだしました。「アベノマスクって、あほかと思っていたが、よくよく振り返ってみると、マスクをみんなが装着することを促進させた、さらに布マスクが使えることに気づかせるきっかけを作ったのではないかと思う。アベノマスクがなかなか配布されないことに待ちきれなくなった人たちが自分でマスクを作り始めた。そういう意味では使い捨てマスクの慢性的な不足を解決するきっかけになったと思う。」というのです。
総理大臣の周辺には、私ら凡人にはおよそ想像できないような頭脳の持ち主もいるでしょう、計算されていたかもしれないと思うと少し怖くもあります。
政治の評価は結果であり、結果を出せていない安倍政権を批判する人も多いですが、経済の沈滞が継続中とはいえ、輸入に頼らざるを得なかったPCR検査も最小限、都市封鎖もせず、軍隊も出さず広域への流行を抑えきっている日本は、一応の結果を出せていると言えると思います。しかし、日本国民が優秀だから、協力したからであって政府など頼りないばかりで何もしていないと四角い画面の中から避難ごうごうです。一つの結果ですが良くも悪くも見えてきます。
国会の場で、ネット上の話題、意見が世論の趨勢であるかの如く取り上げ政府に詰め寄る国会議員がいました。自らの考え方を述べて説き伏せればいいものを「あの人がこう言っていた、みんながこう言っている。」と不確かな情報を基にして意見をぶつけています。子供の喧嘩じゃあるまいし、残念な話です。
ネット上には情報があふれています。たくさんの情報をググって物知りになって自分の意見だと思って発信します。しかし、ほんとうにそうなのでしょうか?ほかの見え方はないのでしょうか?
極最近のこと、ネット上で批判にさらされ失意のうちに自殺した若き女子プロレスラーが話題に上がっていました。ネット上の攻撃的な誹謗中傷は、人口の1万分の1にも満たない人が繰り返し書き込んでいることが調査でもわかっているそうです。
しかし、攻撃だから声も大きい、攻撃的でない人は、声も小さいのでいかにも少数派に見えます。大きな声は、他の声をかき消してしまう、いったいこの人たちは、この女性についてどれほどのことを知っていたというのでしょう。
もう会えなくなってしまいましたが、大好きだった小山田さんにいわゆる歴史問題について質問したことがありました。小山田さんの答えは「僕はその時生まれていないし見ていたわけじゃないからわからないよね。」でした。その時は釈然としない答えだと感じましたが、自分の知らないことがたくさんあるということを知っている事、そのうえで自分の意見を持つことが重要だと教えておられたのだと思います。
無知とは、自分が知らないということを知らないことだといいます。
人は、自分に都合のいい情報、望む情報を信じる傾向があるそうです。ネット上には、絶え間なく数々の情報や意見が書き込まれ続けています。無知と偏見が人を追い込むけれど、無知と偏見が人々を操るには都合がいいのだそうです。
私たちは、まずい!とわかっていても立ち止まることができないまま何者かに操られそうになることがあります。
しかし、そういう時私たちには、とてもいい教えがあります。
「真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなのためになるかどうか」
この一文は、迷いそうなとき、採るべき道を示してくれているように思います。
①「ロータリーフェイスシールド」贈呈の件(ガバナー事務所より)
2730地区より、今回の新型コロナ感染と戦う医療従事者に対し、少しでも支援できないかと、医療用フェイスシールドを宮崎・鹿児島県医師会及び歯科医師会に計2万セット送らせていただくことになりました。
宮崎県 令和2年5月19日(火) 18:30~
宮崎医師会館
鹿児島県 令和2年5月28日(木)13:15~
鹿児島県医師会館
②RLIパートⅢが、令和2年6月20日(土)9:00~16:00 鹿児島大学 法文学部で行われます。(登録料 1,000円)
③6月から通常例会になります。
次回例会は、6/4(木)12:30~東急REIホテルです。
細則変更の説明をしますので、アッセンブリーをご持参下さい。
角田 聡
(出身)生まれも育ちも鹿児島です。
(自己紹介)インターアクトクラブの生徒たちは、毎年自分たちで活動内容を考えて計画を立てています。生徒たちが、世の中のために何ができるのかを主体的に考えていけるよう、サポートしていきたいです。
今年度初めて担当になります。わからないことだらけですが、活動が楽しみです。一生懸命取り組みます、よろしくお願いいたします。
野添愛
(出身)鹿児島県
(自己紹介)はじめまして。このたび純心女子中学・高等学校のインターアクトクラブの副顧問となりました野添と申します。担当教科は英語です。部活動は基本的には生徒の自主性に任せたいと考えておりますが、特に今年は感染症の感染拡大の影響を受け、今までのような活動が叶わなくなっています。できるだけ生徒の活動のサポート、助言などしていきたいと考えております。このような折にこそボランティアとは何か、生徒とともに考えるべきだと感じております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
西村 航
(出身)長崎県
(自己紹介)初めまして。この度純心女子中学・高等学校のインターアクトクラブ顧問となりました西村と申します。担当教科は社会です。
昨今、新型コロナウイルスの影響で、さまざまなものが自粛・中止に見舞われております。連日厳しい社会情勢のニュースが飛び交いますが、こんな時にこそ、ボランティア精神に則り、離れてはおりますが「人と触れ合う」ことの大切が輝けるのかと思います。
まだまだ初心者の私ではありますが、クラブの生徒や教員の方々らとともに、インターアクトをさらに盛り上げていけるよう努めてまいります。
次年度R I テーマ及び地区・クラブ方針
会長 エレクト 岩下 いずみ
みなさまこんにちは。本日は簡単に次年度の説明をさせて頂きます。
ホルガー・クナーク国際ロータリー会長エレクト
2020-21年度R Iテーマは
「ロータリーは機会の扉を開く』です。
このテーマはロータリアンがリーダーシップを強化する機会をつくり、奉仕の理念を行動へと移し支援を必要としている人びとの生活を向上する活動を行うようロータリアンを喚起し会員自身や受益者の人生をより豊かにするための道を開くのがロータリーであると述べています。
つまりロータリーはクラブに入会するというだけでなく『 無限の機会への招待 』でもありリーダーシップの機会、奉仕のアイデアを実行に移すため世界を旅する機会、そして生涯続く友情の絆を築く機会を与えてくれ、私達のあらゆる活動がどこかで誰かのために機会の扉を開いているわけです。
また会長エレクトはロータリー会員が変化を受け入れることの必要性を強調しこの変化の機会をとらえてロータリーを成長させより強く適応力を高め」中核的価値観により沿ったロータリーとなることを述べています。
第2730地区 風呂井 敬(鹿屋西RC)ガバナーエレクト
2020-21年度 地区スローガンは『不易流行・ロータリーの基本を堅持し変化に適応するクラブを』です。
2016年規定審議会でクラブの運営に大きな柔軟性を認め時代とともに急激な変化をとげています。これからも柔軟性、多様性、革新性を取り入れた大きな変化が予想されますがロータリーの目的である意義ある職業の基礎としての奉仕の理念を育み地区、クラブの更なる充実・発展・組織の簡素化・効率化・スクラップ・アンド・ビルド等活力ある地区を目指しています。
ロータリーのビジョン声明は「私たちは世界で、地域社会でそして自分自身の中で持続可能な良い変化を産むために人々が手をとりあって行動する世界を目指しています。
新しいロータリー戦略計画では『世界各地でよりよい地域社会づくりを行う定評のあるダイナミックな団体としてロータリーが評価される』とされ今まで以上にクラブとして持続可能な地域社会プロジェクトをすることが奨励されています。
風呂井ガバナーエレクトは18の地区目標をあげてアンケートの中で各クラブで10項目を選択させ優先順位を尋ねられました。
鹿児島サザンウインドロータリークラブ
2020-21 クラブ目標
『 Enjoy the change ! 変化を楽しもう! 』 です。
次年度はクラブに多くの変化を取り入れ変化を楽しむことを目標にします。クラブ内外の親睦活動に力を入れて会員同志の交流の時間を大切にし、例会出席が今より更に楽しくて充実したものになるように工夫していきたいと思います。またお花見、観月会など他クラブとの合同例会も考えています。クラブ内におきましては日帰り旅行、納涼船‥など、現社会状況では難しいまさに三密のイベントを考えていました。このままリアルに会えない状況が続くのであればweb例会やweb委員会などがいつでも開催できる体制づくりを急がなくてはなりません。
次にクラブにおける委員会構成を出来るだけ簡素化して多くの会員で委員会活動に取り組みたいと思います。自分が所属する委員会の事しか分からない状況は良くありません。全てがガラス張りであり全員がクラブ活動状況を把握できる体制が必要かと思います。そしてその都度委員会議事録などで活動内容を全会員に報告することを徹底します。
会費は会食費と分けて考えています。クラブ運営状況が厳しくなると同時に例出席率が悪くなるのでとの懸念もありますが、敢て実行させて頂きたいと思います。
私たちは何のためにロータリークラブに入り何をしたいのかは一人一人考えがそれぞれ違います。会費の中に財団や米山の寄付金は含まれていません。寄付はあくまでも会員の皆さま一人一人の善意の気持ちです。その気持ちが集まって地域社会や世界で良い事が出来ていくと思います。財団、米山地区の目標金額に強制ではなく自発的な気持ちで地区目標金額を達成したいです。
尚、6月4日のクラブ例会では細則変更について説明させて頂きたいですので今年度アッセンブリーをお持ち下さい。
例会日 | 会員数 | 出席数 | 出席率(%) |
---|---|---|---|
第1061回 5月21日(木) | 54(51) | 48 | 94.12 |
第1059回 4月23日(木)訂正 | 54(51) | 47 | 92.16 |
- 鹿児島RC 5/29(金) クラブ定款に基づき休会
- 中央RC 6/1 (月) 会員卓話「コロナに思う」
- 城西RC 6/2 (火) クラブフォーラム(次年度に向けて)
- 東南RC 6/2 (火) クラブ協議会
- 南RC 6/3 (水) クラブフォーラム(PETS報告、地区協議会DVD鑑賞)
- 西RC 6/3 (水) クラブフォーラム(次年度への課題/PETS報告)
- 西南RC 6/3 (水) フリートーキング
- 東RC 6/4 (木) フリートーク
- 北RC 6/4 (木) クラブフォーラム