笑顔輝く明日を創ろう
2022~2023年度、第27代会長に就任いたしました水流純大です。入会6年目の駆け出しロータリアンである私が会長という重責を担うことができるのか、甚だ心もとないところではありますが、自らのモットーである「蒔かれたところで咲きなさい」の精神で、役目を果たせるよう一生懸命努めてまいりたいと思います。
今年度のジェニファー・ジョーンズRI会長は、「IMAGINE ROTARY」(イマジン・ロータリー)をRIテーマに掲げ、「ロータリーでの参加型の奉仕、人間的成長、リーダーシップ開発、生涯にわたる友情こそが、目的意識と熱意を生み出します。想像してください。私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています」と述べています。また、会長年度に最も力を入れたいこととして、「DEI」すなわち「Diversity(多様性)」「Equity(公正性)」「Inclusion(包摂)」を挙げ、ロータリーは多様性を尊重し、年齢、民族、人種、肌の色、能力、宗教、性別志向、性同一性などにかかわらず、さまざまなバックグラウンドの人々への貢献を称えると述べています。
これを受けて国際ロータリー第2730地区の山ノ内文治ガバナーは、地区スローガンを「知力を高め 未来に繋げ 多様性あるロータリークラブの実現に」とし、多様性を認める社会の実現に向けて未来のロータリアンに夢を繋ぐという思いをこめられました。
RIテーマ、地区スローガンを受けて、今年度のクラブスローガンを「笑顔輝く明日を創ろう」としました。
人は自分の人生に満足していたり、自分の生活が充実していると自然に「笑顔」になります。また、人生に夢や希望を持てるとき「笑顔が輝き」ます。しかしながら、皆が「笑顔輝く」人生を送れているわけではありません。世界に目を向けると、戦争や飢餓、貧困、水不足などで苦しんでいる人々が数多くいます。日本国内でも、病気や障害、貧困、差別などで苦しんでいる人々も少なくありません。
ロータリーは「奉仕の理念」を具体的に実践することにより、社会の中で困難に直面している人々や多様な属性を持つ人々の「笑顔」を増やすことに尽力しています。私たち鹿児島サザンウインドロータリークラブも奉仕活動を通じて人々の「笑顔輝く明日(未来)を創る」ことに貢献し、またそのことにより会員の笑顔も輝くことを目指して、今年度のスローガンを「笑顔輝く明日を創ろう」といたしました。
最後になりますが、会員の皆様には1年間、ご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げ、会長就任のご挨拶とさせていただきます。
2022-2023年度 鹿児島サザンウインドロータリークラブ会長 水流純大